06.10.10:19
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07.30.05:03
おやじさんが泣いている

30代後半の女性社員は昨夏、慰謝料500万円を求め、創業者の故円谷英二氏の孫で、5代目社長だった昌弘氏を提訴していた。昌弘氏のセクハラは7年間以上にわたって続いていたという。
「辞めれば結局、女性の負け」と考えた女性社員が提訴後も出社したことで、一部同僚から「会社をつぶすのか」と糾弾され、机を荒らされるなど嫌がらせを受けた。直属の上司も「社員の総意だ」とイジメを放置してきたという。
また、女性社員が今春、違法駐車のトラブルを起こすと、同プロ側は4月末に依願退職を勧告。女性社員が従わなかったため、6月30日付で1カ月の減俸と係長職から平社員への降格処分にしていた。
夢を作る会社だと思って40何年、個人的にネットやその他で応援し続けて来た。自分としては個人的に「東映」派ではなくて根っからの「円谷」シンパのつもりだった。起きてしまった事件については公正な判断による処分で済まされるが、自分自身の気持ちの中では終わりはしない。
同族会社にありがちな陰湿な構造なのだろうか。ボンボン社長に底辺で頑張っている社員の気持ちを理解させる事は難しい。幼い頃より甘やかされ、何不自由なく育てられた人生を憫れに思う。
今後、この勇気ある女性社員によって明るみに出た会社の「ウミ」は、会社にとって反省材料としてプラスに働く事だろうと思いたい。
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