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06.15.14:50

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  • 06/15/14:50

07.12.01:50

「怪異みず地獄」

 今回の敵は「四権八僧」(判らないので当字)が一人、「成瀬昌彦」演ずる「攪乱導師」だ。妖術で水を操るこの無気味な男、風貌も変わっていて牙が右側だけ口から出ている。第一回の「今井健二」といい今回の「成瀬昌彦」といい「妖術武芸帖」の敵役はキャスティングが最高にいい。

左は成瀬昌彦扮する「攪乱導師」
 「原 健策」を筆頭とする婆羅門妖術師たちの無気味さとは対照的に、何とも爽やかな「佐々木功」と高貴な感じがする「月形龍之介」、ワイルドな「藤岡重慶」の配置は見事としか言いようが無い。無気味なこの「婆羅門」の使者たちも妖術が破れれば倒すのは容易いのがリアルである。

左は今井健二扮する「千里眼導師」

 「そも妖術とは心の技、深く沈むれば万人、その掌中にあり、無に泉下、天を読み、風を嗅ぎ、地の音を聞く、森羅万象 己が意のまま、実に恐るべし、恐るべし」のナレーションが今聞いてもゾクゾクするものがある。

 「婆羅門妖法の巻」とあるが続編も考えての事だったのだろうか、全13話1クールで終了したのが惜しい特撮作品である。

 「仮面の忍者赤影」が有り得ない近代兵器、珍獣怪獣などで奇想天外な世界観を作り出したのに対して「妖術武芸帳」は地味過ぎたのかもしれない。「妖術武芸帳」は武田アワーで以前放映されていた宣弘社制作の「隠密剣士」に近い作品に仕上っている。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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今井健二
 本名:今井俊一 生年月日:昭和7年3月31日生 出身地:神奈川県
成瀬昌彦
 本名:成瀬昌彦 生年月日:大正13年9月30日生 出身地:東京都
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