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10.02.23:28

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  • 10/02/23:28

05.30.09:48

「楽園行き」

 ウルトラQの「あけてくれ!」の平成改定版と言った雰囲気を持った作品だった。「異次元世界」は「地下世界」に、「異次元への列車」は「地下への迷路」といったところか。かつてのウルトラQでは異次元世界はイメージだけでその行きかけの列車止りだった。平成のウルトラQの今回はその後の世界を描いている。柳谷寛の役回りを佐野史郎、袴田君がそれぞれ受け持ち、天本英世石橋けいが表現している感じだろうか。

 ウルトラQの「あけてくれ!」よりは「トータル・リコール」の火星の住民世界をチープにした趣きに近いかもしれない。

 地下世界の住人はSFだけの世界ではない。現実にもホームレスが山谷や上野公園、地下街に多くビニールテント住居を構える。この問題に東京都や川崎市も対策に乗り出している。この都市が抱える状況はまるで「楽園行き」そのままだ。日本全国にいる推定2万人のホームレスの人々はただ職が無いだけで、「楽園行き」の住人のような現実逃避をしたい訳ではないのだろうが。

 ウルトラや東宝特撮に造詣が深いマニアックな佐野史郎も、やっと本家「ウルトラ」へ出演を果たした記念すべき一本だった。円谷常連の石橋けいも見れたし、内容も謎めいていて「結局何だったの?」的な終わり方もあれで良かったのだと思う。ただ難点は「失踪テーマ」が続いたので視聴者からすると、「良い作品」でも評価が低くなると言うことだ。迷宮にはまっちまった平成のウルトラQは、今まさに「ウルトラ迷Q」だ。

脚本:村井さだゆき  監督:服部光則
公式サイト http://www.avexnet.or.jp/ultraq-df/content.html

 小学生の頃、京橋の親戚宅からの帰りによく行った「王様のアイディア」が懐かしい。
王様のアイディア http://www.osamanoidea.com/
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佐野史郎
 本名:佐野史郎 生年月日:昭和30年3月4日生 出身地:山梨県
石橋けい
 本名:石橋 桂 生年月日:昭和53年6月23日生 出身地:神奈川県
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