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  • 06/10/14:07

06.07.17:33

ゴジラ50歳 私は45歳 ガメラ39歳

 第一作「ゴジラ」から今年で世紀の大怪獣ゴジラも50年を迎える。昭和29年と言えば戦後間もないころに、世界を轟かすこのような傑作を産み出した円谷英二を筆頭とする東宝の英雄達にひたすら感謝したい。自分がこの世に生を受けた時には「ゴジラ」は存在していたのだ。東宝怪獣は「モスラ」が初見だが、記憶にあるものは「マタンゴ」というキノコの変身人間が脳内にインプットされていた。「マタンゴ」は一生のトラウマになるくらい強烈な傑作映画だった。さて初代「ゴジラ」を見たのは映画館ではなくNHKでの初放映が最初だったと思う。

 幼少時、今はなき江東劇場や深川東宝などで見た大怪獣ゴジラの雄姿に痺れっぱなしだったのを思い出す。何が今の「ゴジラ」に足りないのだろう。ちっともワクワクもしなければ、胸を躍らすドキドキ感もない。自分は単に大人になったから童心がなくなったというのではないと思っている。本当につまらないから見なくなったゴジラ映画。劇場で「ゴジラ」を見たのは最低作「ゴジラ対メガロ」が最後になる。その後はレンタルビデオなどで見たり中古LDを購入する程度である。これで充分だと今でも思っている。

 特撮のレベルは当時に比べてレベルは上がっているだろう。しかし、面白くもなんともない作品が多過ぎるのだ。特技監督には申し訳ないが、今のゴジラ映画は全く面白くないし劇場で見たいとも思わない。円谷英二のどこが今の特技監督と違うのだろうか。監督の持つイマジネーションとアイディアが足りないのかもしれない。CG全盛の映画界で出来ない事は無いように言われるがこれは違うと思う。表現方法と選択方法、撮影技術、撮影器材は豊富にある現在でも、特撮の神様「円谷英二」に匹敵する人物はいない。敢えて近い人物と言えば「樋口真嗣」くらいかもしれない。かつての円谷直系の遺伝子を持つ「有川貞昌」「中野昭慶」「高野宏一」「佐川和夫」は別格としても、「上村貞男」「的場徹」「築地米三郎」「矢島信男」などの異なる系列の特技監督に見られる面白みのある画を見せる職人監督が少ない。蛇足ではあるがこの監督達も円谷英二との関係はあるのだ。

 企画自体が全く面白くないのが多いのかもしれない。俳優が魅力のないつまらないチンピラなのがいけないのかもしれない。ゴジラをいつまでも担ぎ出す姿勢がいけないのかもしれない。核エネルギーを食べる異常な怪物にしたのがいけないのかもしれない。特技監督が横文字のクリエイターになってしまい職人がいなくなった違いなのかもしれない。

 ゴジラを越える一枚看板の怪獣を産み出す力が今後の日本特撮を変えるかもしれない、そんな気がする。

円谷英二 公式サイト 円谷英二オフィシャルサイト
ゴジラ 公式サイト ゴジラ公式サイト
ガメラ 公式サイト ガメラ公式ホームページ
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