12.13.15:09
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07.17.19:57
ウルトラマンも今日で38周年
07.12.05:03
「夢みる石」
ナレーションが旧作「ウルトラQ」のままで物語は始まった。冒頭の美人ママは脚線美最高スタイル抜群のアイドルだった「田中美奈子」だったのには驚いた。こういう忘れかけた俳優がゲストで出るのも「ウルトラQ dark fantasy」ならではなのかもしれない。 そして少年が主人公のドラマを書かせると巧いのが「太田 愛」と言う脚本家なのだろう。少年の町に起こった事件の裏には怪しい「諏訪太朗」が関係していた。いい味出ている俳優だと思う。個人的に怪優の類は大好きなのでこのキャスティングは成功している。
ストーリーも“ウルトラQらしい”SFしていたので久々のヒットかと思える。少々気味が悪い描写もあったが許せる範囲なのでこれも良しとする。
自分と同世代である監督の「鶴田法男」の初ウルトラシリーズ参戦であった。
脚本:太田 愛 監督:鶴田法男
鶴田法男夫人 公式サイト 鶴田いんことその周辺
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諏訪太朗
本名:丸山太郎(諏訪太郎) 生年月日:昭和29年8月9日生 出身地:東京都
07.12.04:43
「トーテムの眼」
ここのところ、あんまり期待も無く視聴しているので、自らのブログで投稿する事もやはり面倒なのだ。結局「ウルトラ」だからと言って見ている自分が悲しいと思う。ゲスト主人公「石川佳奈」が美少女なのはマルである。ストーリーは某所で語り尽くされた感もあるのでぼんやりしながら見ていた。
ありふれた「三つの願い」の円谷バージョンなのだが、この最後のオチがこのストーリーの肝腎なところだ。どう味付けするかは脚本家の腕次第という訳である。
結構、シンプルながらも普通に面白かったと思う。「ミステリーゾーン」や「Xファイル」などでも同様のプロットもあったが、叩かれているほど酷くはなかったように思うのだが、皆様はいかがなものか。
脚本:清水信宣 右田昌万 監督:北浦嗣己
石川佳奈 公式サイト KANA ISHIKAWA OFFICIAL WEB SITE
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石川佳奈
本名:石川佳奈 生年月日:昭和60年4月4日生 出身地:愛知県
07.12.03:48
「怪異まわし笛」
今回の婆羅門妖術師「八相導師」は新国劇出身の「森 章二」が無気味な化粧をして登場している。また、香柱殿からの使いと名乗る忍者「百地八相」には、「隠密剣士」での「霧の屯兵衛」や「仮面の忍者赤影」の「白影」、「変身忍者嵐」の「龍巻」でお馴染の名優「牧冬吉」が扮していた。左は森 章二扮する「八相導師」
忍者装束が似合う俳優は「品川隆二」とこの「牧 冬吉」が思い浮かぶ。得意の八方手裏剣を投げる姿はいつ見てもかっこいい。元々、体操が得意で身が軽い牧には忍者は適役だったのだろう。左は牧 冬吉扮する「百地八相」
この「妖術武芸帳」では忍術よりも妖術が勝っているように描かれている。実際には殺傷力がある忍術の方が遥かに強力な訳だが、人間の心に付け入る「虚」を極意とする妖術には忍術も敵わないと言うのがこのドラマでの設定になっている。
その他大勢の「婆羅門の配下」の「戦闘員」は真直ぐな蛮刀を振り回しながら主人公たちに迫る。当時の中国の刀にも色々あるが、検索してみると実際にあのような形をしていた。この戦闘員たちも「ジャイアントロボ」のBF団のような役割をするのだが、2年後に始まる「仮面ライダー」のショッカー戦闘員の原形とも言えるだろう。
最後に何で清国の人間が「尺八」吹いているのだろうかと思いつつ・・・、調べてみると尺八は4世紀から8世紀にかけて、百済、高句麗、唐から伝わったとあるのでこれは正解だった訳だ。
脚本:伊上 勝 監督:外山 徹 特撮監修:矢島信男
森 章二 公式サイト こんにちは。森章二です。役者です。
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森 章二
本名:石渡建治 生年月日:昭和13年1月31日生 出身地:東京都
牧 冬吉
本名:岡村信行 生年月日:昭和5年11月28日生 出身地:秋田県
没年月日:平成10年6月30日没
07.12.03:04
「怪異おぼろ雪崩」
今回の花が良く似合う婆羅門妖術師「無間導師」は新劇出身の「不破 潤」が扮する。敵役としては前作の二人には劣るが、これもなかなかどうして無気味さ全開の配役だった。妖術で倒した幕府の隠密を操るのは前回でもあったが、この犠牲となった隠密の異様な演出には小学生だった当時にはキツイものがあった。
左は不破 潤扮する「無間導師」
カラーテレビではなかったが映像が恐かったと言う記憶が鮮明に蘇った。昭和46年以降の再放送で初めてカラーで見た時には二度びっくりしたものだ。
さて、誠之介が使う「神変抜刀流」とは実際にある流派なのだろうか。「神変」とは「角田喜久雄」の小説「神変八咫烏」からなのだろうか。勿論、想像の域を出ない訳だが色々想像してみるのも面白い。「伊上 勝」の時代劇ものは自分的には「当たり」が多い。
東映は時代劇ならセットも大道具も小道具も全て自前で揃っているのだから、こういった特撮時代劇はもっと流行って欲しかった。当時、俳優もヅラが似合う東映専属俳優が沢山いたので便利だった事だろうと思う。
因みに最近亡くなった「坂口祐三郎」が将軍「徳川家治」役でゲスト出演していた。
脚本:伊上 勝 監督:外山 徹 特撮監修:矢島信男
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不破 潤
本名:田淵 稔 生年月日:昭和8年8月20日生 出身地:大阪府