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06.17.18:48

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  • 06/17/18:48

07.22.17:02

「怪異風摩屋敷」

 「怪異風魔屋敷」と資料やラテ欄などで見掛けるが、正しくは「怪異風摩屋敷」である。今回の敵は菊五郎劇団出身の東映俳優「尾上鯉之助」演ずる「衒奇導師」だ。この衒奇導師は今までの導師と違い突如として襲い来る。婆羅門の妖術師としての妖術らしい描写も少なく、策らしい策も無いために印象が非常に薄い感じがした。導師の風貌は七福神の「毘沙門天」のような荒々しい姿をしている。

上は尾上鯉之助扮する「衒奇導師」

 尾上鯉之助は東映のデビュー当時から原 健策と共演していた。策も無い衒奇導師に対して、「手緩い!」「たわけ!」と風摩屋敷での場面で「毘沙道人」に叱られる。ここでの会話は先輩俳優としての叱咤のように聞こえて面白い。

 毘沙道人は「羽化仙女」を妖術師にするため、羽化が3歳の時にその両眼を潰し「め●ら」とした。それを聞いた羽化は嘆き悲しみ道人を裏切り、風摩屋敷に捕まった覚禅を逃がそうとする。だが、毘沙道人は仲間の裏切りを許さなかった。人間らしさを取り戻した羽化はその凶刃に倒れたのだった。

 覚禅と衒奇導師、毘沙道人と誠之介の戦いが始まる。覚禅は導師を風摩屋敷で倒すが、誠之介は道人と引き分けになる。今回、放送禁止用語が一部カットされていたが、カットされたのは道人の言葉だけであった。

 因みに今回から番組最後には「妖術コーナー」が設けられた。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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尾上鯉之助
 本名:加川雅嗣 生年月日:昭和8年7月6日生 出身地:東京都
 没年月日:平成元年10月14日没
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07.22.15:53

「怪異人枯し」

 婆羅門「四権八僧」にその人ありと称される「水干導師」、名優「江見俊太郎」が好演する。冒頭で茶屋の主人に成り済まし、覚禅の書状を届ける早飛脚に「仙薬渇水」を飲ませる。この「仙薬渇水」たちまち喉が渇き五臓六腑の水が枯れる。竹筒の中に潜む婆羅門妖術師のイメージは子供の頃見た時、凄くインパクトがあり無気味な印象を受けた。この「矢島信男」の視覚イメージは円谷特撮にない素晴らしさが存在する。

上は江見俊太郎扮する「水干導師」

 婆羅門の誇る水干導師はあっけなく破れ去るが、「羽化仙女」と「闇童子」の姉弟はまだ倒されていない。原 健策は今回はお休みなのか登場していない。恐らく床から顔だけだしての演出に怒ったのか、それともとても疲れたためだろう・・・・なんてそんな訳ない。

 冒頭の茶屋は、「近衛十四郎」の「素浪人月影兵庫」や「素浪人花山大吉」でよく出てくるお馴染のもの。この時代劇オープンセットは「時代劇は東映」ならではのものである。この場面だけ見ると横から「焼津の半次」が出て来そうな雰囲気だ。

 因みに婆羅門戦闘員に当時東映剣友会にいた「川谷拓三」の顔が確認出来る。そして次回の「怪異風摩屋敷」へとつづく。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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江見俊太郎
 本名:黒川輝郎 生年月日:大正12年9月16日生 出身地:東京都
 没年月日:平成15年11月17日没

07.22.14:56

「怪異昇天仙女」

 今回の敵は大道芸を披露して迫る妖術師姉弟、「三島ゆり子」扮する「羽化仙女」と「堀川 亮」演ずる「闇童子」だ。若き日の美貌の三島ゆり子と、現在も声優俳優と活躍している幼き日の堀川 亮が見れたのは収穫だ。堀川 亮は「素浪人花山大吉」や「帰って来た用心棒」などの初期の東映テレビ時代劇に生意気な小僧役でよく登場していた。

上右は三島ゆり子の「羽化仙女」と上左は堀川 亮の「闇童子」

 鬼堂誠之介はこの妖術師姉弟二人と三度ばかり対峙するが、「女子供を斬る刀は持たぬ」と言い情けをかけ逃がす。若き日の「ささきいさお」の美青年剣士の美声から発せられると、この台詞もこれまたかっこ良く聞こえる。また、渋い濁声ではあるが「藤岡重慶」覚禅坊の声もまた魅力的ではある。

 「原 健策」の「毘沙道人」の怪奇ぶりもますます度合が増してきている。冒頭、侍女を操り小田原城主「大久保弾正」の枕許へ現れた場面が無気味だ。首を斬られても何個も何個も体から生えてくる。天下の「原 健策」から型を取ったと思われる首も凄いが、床から顔だけ出しての演技にも驚きだ。

 「羽化仙女」「闇童子」共に次回につづく訳だが、婆羅門の「シケンハッソウ」にはカウントされていないようだ。この回当たりから連続活劇風の色合いが濃くなって行く。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
堀川 りょう公式サイト 堀川りょう オフィシャルサイト - RYO -
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三島ゆり子
 本名:木内三枝子 生年月日:昭和15年12月17日生 出身地:神奈川県
堀川りょう
 本名:堀川 亮 生年月日:昭和33年2月1日生 出身地:大阪府

07.19.00:42

10月放映「ウルトラマンネクサス」

 遂に!というか又か!?というか、新作ウルトラマンの放映が10月に始まる。「ウルトラマンネクサス」はCBCがキー局になってTBS系列で放映される。期待半分不安半分なのが今の正直な気持ちだ。兜を被ったような頭部と複雑になったデザインのウルトラマンは斬新というより異様な印象を受ける。新たな防衛チーム「TLT」隊員の主人公が「エルボトラスター」でウルトラマンネクサスに変身をする。何だかんだいってもちゃんと見るけどね。

07.18.19:04

「影の侵略者」

 「ウルトラQ dark fantasy」も今回で1クールになる。つい寝過ごしてしまいギリギリに頑張って起きた。二重に待機している録画を見ればいいわけだが、一般地域との放映のズレがちょっとでも近くなればと思ったため気合いで間に合った。気合い入れる程の作品ではないのはいつもの通りであった。今回のゲストの美少女はガイア映画でお馴染の「斎藤麻衣」だ。配役も良かったように思う。しかし、今回も「送り火」同様に面白くないのである。

 ストーリーの影の侵略者とは一体何だったのか。鏡に住むモノで思い出すのは、古くは「ミラーマン」の鏡の住人や、「仮面ライダー龍騎」のミラーワールドの怪人などだ。龍騎でのミラーワールドでの怪人や神崎優衣の人物設定の方がずっと「ウルトラQ」してるんだが・・・。

 太田女史の「影の侵略者」のプロットは面白いとは思うのだが、画面で見るとこんなものなのだ。今回の「ウルトラQ dark fantasy」の生ぬるい設定、この世界観は頂けない。

脚本:太田 愛  監督:原田昌樹
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斎藤麻衣
 本名:斎藤麻衣 生年月日:昭和63年10月7日生 出身地:愛知県