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06.17.01:46

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  • 06/17/01:46

08.05.16:42

「怪異魔神呪」

 次なる妖術師「白面導師」は右半分が白面の「丹羽又三郎」が演ずる。白面導師は怪しい絵師に化けて襖に川の絵を描く。毘沙道人同様に絵の中に消える導師を追って覚禅が飛び込んだ。「シケンハッソウ」随一の腕と呼ばれる白面導師は、己の師である毘沙道人のやり方では手緩いと批判する始末。この導師、幻術による分身の術を使ったりして中々手強い。誠之介と共に戦った忍者装束の楓はこの時に手傷を負った。

上は丹羽又三郎扮する「白面導師」

 白面導師の幻術によって四方襖に囲まれた中での戦いでは上に盲点があった。上方には妖術が掛かっておらず、のんびり襖絵を描いていた導師を発見した誠之介。一刀両断に成敗して終わる。残る「シケンハッソウ」もあと二人である。劇中、三歳より妖術の修行をしたのが四権八僧の術者であると言う事が判明した。

 丹羽又三郎も五味と同じく松竹音楽学校附属研究所出身。東宝でデビューした後、大映京都に時代劇スターとして移籍した。特オタには「ジャイアント・ロボ」でのBF団のスパイダー役や「仮面ライダー」のブラック将軍で有名。現在はアメリカ在住との事である。

 因みにサブタイトル「怪異魔神呪」を間違えて掲載しているサイトがあった。・・・恐るべし、恐るべし。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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丹羽又三郎
 本名:中村 進 生年月日:昭和9年8月20日生 出身地:東京都
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08.05.16:08

「怪異幽玄鏡」

 今回の相手は鏡を利用した妖術を使う「幽界導師」、扮するは最凶の悪役俳優「五味龍太郎」である。悪役の条件が揃ったその面構え、三白眼の睨みが利いた鋭い眼光と堂々たる体躯はいつ見ても感心する。覚禅と隠し目付たちは毘沙道人側に付いた尾張の家老「大隅内膳」を人質にした。

左は五味龍太郎扮する「幽界導師」

 が、その家老自身は幽界導師の変わり身であり導師の罠であった。覚禅は毘沙道人から奪った「地図」を妹の楓に預けるが、今度は反対に幽界導師に妹を誘拐されてしまう。

 今回、闇童子は誠之介と楓を兄と姉と慕い心を許したが、幽界導師との戦いで命を落としてしまう。誠之介は闇童子の復讐と楓救出のために幽界導師の潜む御堂に向かう。サッシに水を掛けたような鏡?の中で誠之介は鏡に対しては鏡で挑みこれを粉砕した。最後は導師との一対一の勝負で倒す。

 五味龍太郎は東映第二期ニューフェース出身で、あの「高倉 健」と同期である。東映に入る前は松竹音楽学校にもいた事があり、東映京都撮影所から俳優座に研究生として研修したという。五味は東映京都から松竹京都へ転じ、大映京都にと京都に活躍の場が多い。美空ひばりや座頭市、大魔神とも月影兵庫とも戦った。

 妖術コーナーには音声があったが次回予告には音声は無かった。「原版マスター不良のため、音声がありません。ご了承願います。」との事である。・・・恐るべし恐るべし。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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五味龍太郎
 本名:山本勝雄(五味勝雄) 生年月日:昭和8年7月7日生 出身地:長野県

07.30.06:13

アニマックスのウルトラQ dark fantasy

 「ANIMAX アニメ見るならアニマックス」な感じなのだろうか。今週の「ウルトラQ dark fantasy」はまた特別番組のために放映しない。ただでさえ遅い放映回数を追っている自分としては残念というより情けなくなってくる。「おい、こっちは金払ってんだぞ!」とCSアンテナの方角に吠えてみた。

 番組表だとアニマックスは8月7日が第15話「光る舟」、テレ東だと8月3日に第18話「後ろの正面」ということだ。4週遅れに近いのは辛いものがある。話題がズレると新鮮さも何もない感じだ。

公式サイト ANIMAX アニメ見るならアニマックス

07.27.23:31

「李里依とリリー」

 まったりしながら視聴した。「鈴木早智子」がお母さん役とは時代を感じさせる。原作付きの「ウルトラQ dark fantasy」は今回が初めてである。少女の幽体離脱が擬似科学的に説明されている点は旧作と同じだが、旧作が催眠効果からの体質変化だったのに対し、新作では科学的実験による結果になっている。どちらも父親によって我が娘の体質が変わってしまった事から始まる恐怖を描いている。

 旧作で冒頭の揺れるガードレールが新作ではバリカン(バリケード看板)になっていた。少女の幽体によって盗まれる懐中電灯の豆電球もしっかりあった。旧作では事件にあった人々が死亡した事により恐怖が感じられたが、今回の当事者達はどうやら生存しているようだ。

 リリーに連れられて線路を歩く少女の姿は完全に旧作へのオマージュであろうが、助けに入ったエンクミの動作がぎこちない感じだ。旧作を知らずして見たら面白いと思うかも知れない。公式サイトでは名作「悪魔ッ子」とされているが、放映当時をリアルタイムで知っているものとしては「はあ?」である。「悪魔ッ子」は地味な作品だったと記憶している。

 旧作の「悪魔ッ子」に遠く及ばない作品だったと個人的に思う。素直に感じた意見なのでこれはどうしようもない。擬似科学やとんでも科学を持ち出した作品ならば、「ヒエロニムスの下僕」の方が設定としては面白かった。「李里依」役の山田夏海が可愛かったのが救いか。

原作:北沢杏子  脚本:高木 登  監督:鶴田法男
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鈴木早智子
 本名:鈴木早智子 生年月日:昭和44年2月22日生 出身地:愛知県
山田夏海
 本名:山田夏海 生年月日:平成9年8月27日生 出身地:神奈川県

07.22.17:52

「怪異鬼火鞭」

 今回の婆羅門妖術師は「鬼火導師」、演ずるは無気味な俳優「早川研吉」である。毘沙道人が誇る「シケンハッソウ」も日本に残るはついに6人になった。日本各地で大名を懐柔して尾張方の味方に付けた6人が一堂に会した。顔を見せたのは鬼火導師だけだったが、こういった登場人物や組織のスケール感は必要だ。

右は早川研吉扮する「鬼火導師」

 右手を負傷している誠之介は火の輪投げを技に持つ鬼火導師を一刀両断。普通の子供番組だったら前回の手の怪我も直っているはずだが、誠之介の怪我がまだ治癒していない様子がきちんと描かれているのが良い感じ。実際に怪我でもしていたのだろうか。

 闇童子は火事に巻き込まれたところを誠之介に助けられた。因みに自分と闇童子役の堀川りょうは同年代だ、関係無いか・・・。今回もラストに「妖術コーナー」があった。「怪奇大作戦」でもトリックのコーナーがあったのを思い出す。

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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早川研吉
 本名:前畑 清 生年月日:昭和5年9月3日生 出身地:東京都