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06.10.14:25

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  • 06/10/14:25

09.30.21:02

座頭市血煙り街道

 座頭市は道中で病に倒れた婦人から、 息子の良太を前原にいる夫の庄吉に届けてほしいと頼まれる。事切れた母親の変わりに良太と共に前原に向かう。途中で浪人の赤塚多十郎に何度か出くわした。前原に着いた市は庄吉が働いている店を訪ねるが、 庄吉は権造一家の賭場に出入りし行方不明だという。シリーズ第16作となる本作では市と幼子の旅姿、剣豪スター近衛十四郎との迫力あふれる決闘シーンが見せ場である。
 子母沢寛の原作を、「兵隊やくざ殴り込み」の笠原良三が脚色、「なみだ川」の三隅研次が監督した“座頭市"シリーズ第十七作目。撮影はコンビの牧浦地志。


 東映時代劇の剣豪スター「近衛十四郎」の使う太刀は、通常の刀よりも長い二尺八寸(およそ85cm)である。普通の人間が扱うには長過ぎるが、映像的にはかなり迫力が出るのである。長い刀は近衛のトレードマークのようなもので、テレビの「素浪人」シリーズにおいても、柄が顎下まで出ているのが確認出来る。対峙する敵役の刀と比べて見るとその長さに圧倒されるだろうと思う。

 近衛が扮するのは公儀隠密「赤塚多十郎」という役柄で、多くの「座頭市」映画の中でも別格のスター扱いだったという。剣戟スターである近衛が認めた「勝新太郎」との死闘、常人には信じられないスピードでの立ち回りが展開する。市の二尺二寸(約67cm)の仕込み杖と多十郎の二尺八寸(85cm)の太刀がぶつかりあう。本物を知る男同士の堪えられない迫力が伝わって来る。

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発売日: 2003年11月19日
価格: 4935円(税込)
発売元: 角川大映映画
販売元: ポニーキャニオン
品番: PCBE-50725
映像特典:
 劇場予告編/スタッフ・キャスト紹介/フォト・ギャラリー
収録時間: 87分
画面サイズ: 16:9/4:3(LB)
色: カラー
音声: 日本語:DD(モノラル)

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脚本:笠原良三  監督:三隅研次
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近衛十四郎
 本名:目黒寅彦 生年月日:大正3年4月10日生 出身地:新潟県
 没年月日:昭和52年5月24日没
高田美和
 本名:高田美和 生年月日:昭和22年1月5日生 出身地:京都府
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