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06.14.12:32

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  • 06/14/12:32

10.16.09:00

ウルトラマンネクサス「巨人−ウルトラマン−」


 スペースビーストは今までの闘いの中で、人質を取る事を学習していた。ナイトレイダーの隊員が手も出せず策に案じていた時、あの銀色の巨人が現れ人質を奪還した。孤門は銀色の巨人は人間の味方であることを主張したが、副隊長は信じずに巨人を攻撃していた。物事をすぐに信用する孤門に副隊長は「目の前のものが現実とは限らない」と釘をさす。

 1週間って長いね。久々に「佐原健二」見て感激した。

 こちらへ 巨人−ウルトラマン−
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10.09.09:00

ウルトラマンネクサス「異生獣−スペースビースト−」


 孤門一輝はナイトレイダーの一員に選ばれ、松永管理官と共にTLT−Jの第三基地「フォートレス・フリーダム」にやって来た。そして、状況が飲み込めないまま厳しい戦闘訓練プログラムが始まった。訓練プログラムが全て終了する頃、孤門を襲ったあの時のビースト「ペドレオン」が再び人々の前に現れていた。


昔だったら襲われるのが「大村千吉」先生や「加藤茂雄」「今井和雄」先生あたりが定番俳優だったんだよなあ・・・。

 こちらへ 異生獣−スペースビースト−

10.02.14:39

ウルトラマンネクサス「夜襲 −ナイトレイド−」


 現実社会の知られざる裏側では、世界各地でスペースビーストと称される異生獣による怪事件が報告されていた。この事態を人知れず解決するために、世界規模の組織である地球解放機構「TLT」(ティルト)が既に結成されていた。日本支部「TLT−J」には「ナイトレイダー」と呼ばれる下部組織が存在し、ビースト出現と同時にその駆除のため出動していた。



 このTLTは秘密組織と言う点では在り得る設定であった。「謎の円盤UFO」での球防衛組織「SHADO」(シャドー)での存在に近いものがある。この組織の存在を知った者は情報部により、その記憶を全て消されてしまうのだ。まだ第一話なので良くわからないが、今後そのような機関が出てくるのだろうと思う。MPメモリーポリスと言う別機関が公式サイトには出ていたが、これが事後処理の組織なのだろうか、気になるところだ。

 今回のウルトラマンでは主人公がウルトラマンではない斬新な設定で面白いと思ったが、適能者が複数人だと視聴対象である子供は混乱することが予想される。まだ、始まったばかりなのでいづれこの問題点もクリアしてくれるものと期待したい。ウルトラマンやヒーローが組織以外の人間である利点を生かしたシナリオも在り得るだろう。過去にも「ミラーマン」「ジャンボーグA」などがあったが、主力商品のウルトラマンで試みるとは思わなかった。

 とにかく子供は面白ければいい訳なので、怪獣とヒーローの戦いや、チームのメカが出てくるだけで良いのだが、目の肥え過ぎた特オタはそうもいかないらしい。特オタの視点からは、ウルトラマンネクサスの第一話の感想はあまり良いものを見ない。子供たちも今回のストーリーは退屈で難解過ぎて面白くなかっただろう。

 自分的には「良好」だった。ただ、シリーズ構成はいいとしても、メイン脚本家が「長谷川圭一」なのが心配な点だ。登場人物の台詞が説明的にならなければいいが、そして台詞が臭くならなければいいが・・・。

 今後は別ブログにて・・・・ネクサス2004

脚本:長谷川圭一  監督:小中和哉  特技監督:菊池雄一
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09.26.22:29

SRI 怪奇事件特捜チーム「嗤う火だるま男」

 「SRI 怪奇事件特捜チーム」・・・・突如、テレビ画面に登場した単発ドラマの題名である。制作はフジテレビジョンだが企画に「円谷 粲」、脚本「上原正三」、監督は「実相寺昭雄」の弟子筋に当たる俊英「服部光則」が参加している。
 「うっ何だ?これは・・・・。」

上の題字は実相寺昭雄によるもの

 これは平成に蘇った「怪奇大作戦」だったのである。「怪奇大作戦」時代の昭和テイストを微かに持ちつつ、控え目なCG技術を駆使した点が気に入った。全く新しい可能性を秘めた円谷作品がここに誕生したのである。突然のBSフジの試験番組の登場に驚いた方も多かったはずだ。しかし残念ながら、このBSデジタル放送を知っている人は特オタ含めて、余りいないように思われる。

 「ウルトラQ dark fantasy」で少しずっこけた円谷だったが、単発であるこの作品は「円谷映像」風味が加わった点が良かった。元々、「怪奇大作戦」は怪奇ものが得意な円谷映像社長の「円谷 粲」、いつも奇妙な後味を残すコダイ代表の鬼才「実相寺昭雄」、常に安定した作風の名シナリオライター「上原正三」の肌に合った作品だったからだ。今回の復活には円谷の可能性と三人の本気が伺えた。

 円谷プロは「ウルトラQ」よりも人間ドラマ、犯罪心理ドラマを先に作れば良かったのだ。「怪奇」向きの人材は沢山いるだろうし、本気でやりたいクリエーターもいるはずだ。
 新しいところでは「太田 愛」、「長谷川圭一」、「小中千昭」、「川上英幸」などが挙げられるだろう。「上原正三」、「市川森一」、「佐々木守」、「石堂淑朗」、「藤川桂介」などのオリジナルのベテランメンバーも健在だ。

 今回の「嗤う火だるま男」は「怪奇大作戦」の「死神の子守唄」に似ている余韻を持つ物語だ。青年医師天田幸介が自動車事故によって全身火傷を負った妻を救うため、自ら「ひだるま男」となり事件を起こし、自分の病院に運び込まれる火傷患者の皮膚を移植していた。患者には人工皮膚を移植し名医とされたが、この人工皮膚は紫外線によってくすむと言う。天田の妻にはどうしても新鮮な皮膚が必要だった。犯人となる天田役は「宮川一朗太」、ナレーションには「田口トモロヲ」が当たっている。

 「火だるま男」は天田が学生時代に研究開発した「特殊耐熱服」により実現した。この事を突き止めたSRIは各種最新機器を使い、この狂気に憑かれた犯罪者を追い詰めて行くのである。人工コンピュータのキャラは子供用に考えられたものだろうか。「ウルトラマンガイア」の我夢が開発した人工知能「PAL」のような感じだ。

 今やSRIが世界各地に十ヶ所の支部を持ち、国際犯罪にも乗り出すと言う設定は面白い。前作との繋がりを感じさせるように「的やん」の遺影もチラと見せたり、SRI専用車もあったりで構成も中々のものである。そのSRI専用車が真っ赤な「アルファロメオGTV」とは何ともかっこいいではないか。

 考えて見れば円谷は36年前に、和製「Xファイル」とも言うべき「怪奇大作戦」を既に制作していたのだ。全体のイメージは「怪奇大作戦」+「Xファイル」の路線でいいように思う。



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 SRIのメンバーは三人、的矢所長の後輩であるアル中「山本所長」役には「寺田 農」、「郷田 健」役は「沢村一樹」、「片桐すず」役は「緒川たまき」が扮する。
 この二人は「Xファイル」の「モルダー」と「スカリー」を意識したのだろうか、自分的には好感が持てる配役であった。二人の演技も過剰ではなく自然と流れているように感じた。


 試験的に始まった平成版「怪奇大作戦」がレギュラーになる日は近いだろう。BSフジでの放映後、視聴者やBBSの投稿者からの反響が良ければ、フジテレビの地上波で本格的に放映となるということだ。
 いずれにせよ特オタとしてはこの「SRI 怪奇事件特捜チーム」を注目していかなければいけない。SRIの今後の活躍に「期待は無限大」である。

脚本:上原正三  監督:服部光則
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沢村一樹
 本名: 生年月日:昭和42年7月10日生 出身地:鹿児島県
緒川たまき
 本名:佐川典子 生年月日:昭和47年2月11日生 出身地:広島県

08.19.15:54

「怪異人影殺」

 「妖術武芸帳」も今回で最終回である。実に30数年ぶりに見終わった感想で分かりきった事ではあるのだが、当時の子供たちには時代劇のストーリーが少々難解であったのではないかと言うことである。「ウルトラマン」はスピーディーな展開と怪獣の魅力、難解であっても素敵な科学用語、科学技術には理解を示した子供も、時代劇の歴史的背景や江戸時代の言葉などには違和感が大いにあったのではないか。

上は原 健策扮する「毘沙道人」

 こういった事項が「妖術武芸帳」を早い終了に繋がらせた一番の原因ではなかろうか。テンポの遅さは時代の違いであって、大人の今見たりすると結構面白かったりする。前にも書いたが時代が早過ぎたのかもしれない。視聴対象が曖昧なところが大きいのかもしれない。

 婆羅門シケンハッソウも全滅し、残るは毘沙道人のみとなった。しかし、4名の謎の妖術師が画面に登場している。東映デビュー間もない「北村晃一」もその一人で出演している。尾張についた敵側の尾張家老を追って誠之介、楓、覚禅が名古屋城下にやって来た。勿論、毘沙道人も尾張家に取り入るために城下に入った。

 毘沙道人の隠れ家に単身挑んだ誠之介、今回は簡単に婆羅門妖法に掛かってしまう。最終回にしては些か単調なドラマ運びで面白味に欠ける。しかも二重の妖術であるはずが簡単に破る誠之介、最後の一刀で敢え無く崩れ去る最強のはずの毘沙道人。仕方ないと言えばそれまでだが、最終回にしてはやる気が無さ過ぎである。(全体的には面白いけれど・・・残念である。)

上は覚禅の仲間である公儀隠密役の「中田ダイマル・ラケット」師匠

脚本:伊上 勝  監督:外山 徹  特撮監修:矢島信男
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中田ダイマル
 本名:中田勇夫 生年月日:大正2年12月14日生 出身地:兵庫県
 没年月日:昭和57年9月5日没
中田ラケット
 本名:中田信男 生年月日:大正9年3月3日生 出身地:兵庫県
 没年月日:平成9年2月5日没